ロシアW杯南米予選で苦しい戦いが続くアルゼンチン代表が、まさかの形でW杯出場圏外の6位に転落した。

元々は5位だったが、他国の試合結果が変更になった影響を受けて順位が入れ替わった。原因となったのはボリビア代表の不祥事だった。国際サッカー連盟(FIFA)は1日、ボリビア代表が本来登録できないはずの選手を起用したとして2試合の結果を不戦敗にすると発表した。対象は9月初旬に行われたペルー戦とチリ戦だ。

ボリビアはペルーに2-0で勝利し、南米王者チリとは0-0で引き分けていたが、いずれの試合も0-3の敗戦に結果が書き換えられた。その結果、勝ち点を上積みしたチリが5位に浮上し、アルゼンチンが6位に転落することになってしまった。

選手登録のルール違反を指摘されたのはボリビア代表のネルソン・カブレラだ。パラグアイ出身の同選手は今年2月にボリビア国籍を取得していたが、代表チームでプレーするためにはその国に5年以上居住していなければならない決まりがある。

しかし、カブレラがボリビアに住み始めたのは2013年のクラブ・ボリーバル移籍後からで、FIFAが定める条件を満たしていなかった。同選手は33歳のベテランだが、それまではパラグアイ国内リーグのほか、チリやルーマニア、中国のクラブに所属しており、ボリビアでプレーするのはクラブ・ボリーバルが初めてだった。

カブレラは9月の試合が初招集ではなく、今年5月からボリビア代表に選ばれている。コパ・アメリカにも出場しており、アルゼンチン戦とパナマ戦でプレーしていた。9月のW杯予選のペルー戦とチリ戦はともに途中出場だった。

6位のアルゼンチンは5位チリと同じ勝ち点16だが、今月は10日にブラジル戦、15日にコロンビア戦と強豪との2試合を控えている。この状況で敗れるようなことがあれば一大事。W杯出場に向け、これまで以上に厳しい2連戦となりそうだ。

via football channel